読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

極道すきやき

そういうメニューがあるのです。
宇野千代先生が料亭のご主人*1に家庭料理のレシピとして伝授されたという極道なすきやきです。

レシピはこちら↓の本に掲載されていますが、インターネット上に写真ごと転載されているので買わなくても作ることは可能です。(極道ですね)

私の作ったお惣菜 (集英社文庫)

私の作ったお惣菜 (集英社文庫)


円城塔もクレア掲載の食レポマンガで人生の最後に食べたい料理に上げています。
crea.bunshun.jp
※リンク先では前3回分までが読めます。




作りましょう。
DSCF0470

  • いい牛肉
  • ブランデー
  • 割りした
  • 卵黄

これらを使って下ごしらえをします。


DSCF0469
肉です。

本来は100グラム三千円の肉を使うものらしいですが、わたしは庶民なので千円くらいが身の丈です。
これにブランデーをかけます。

DSCF0472
コニャックとかブランデーとか呼ばれる種類の酒です。

DSCF0473
宇野千代先生曰く「ブランデーはナポレオンレベルのもの」らしいのですが、ナポレオンは瓶が大きすぎて余らせそうなので選びませんでした。

クリエール ナポレオン 40度 700ml 正規

クリエール ナポレオン 40度 700ml 正規

成城石井のブランデーの棚でナポレオンの隣にあったものを選びました。
たぶん似たようなもの。

DSCF0476
ブランデーをかけました。
とても酒臭い。

DSCF0471
すき焼き用のわりしたです。
ストレートタイプ*2

DSCF0474
「わりしたは濃い目がいいです(そんなに拘らなくてもよい)」と書かれていたのでそのまま使いましたが、結論からするともう少し濃くすべきでした。
美味しいものを食べようというときに手間を惜しんではいけない。

DSCF0479
/どぼどぼ\

DSCF0480
かけました。


DSCF0481
卵黄です。
これは結論からすると少し少なかった気がします。

DSCF0483
卵黄を絡めました。

DSCF0484
事前にブランデーとわりしたの余分を捨てていますが、それでも溶けてしまっている。

染みこませるため、このまま時間をおきます。


  〜時間〜


焼く準備をします。

DSCF0485
ごま油。

DSCF0486
そしてフライパン。
フライパンはテフロン加工推奨です。

DSCF0487
焼いていますよ。じゅわ〜〜〜。

DSCF0488
じゅわじゅわ。
温度は適当に中火〜トロ火です。



DSCF0489
焼き上がりました。

DSCF0490
ネット上にレポ上げてる人がみんな言ってますがピカタですね。



実際に作って食べてみての感想ですが。

  • 胃に溜まるので、本当に量が食えない。小食な人は一枚がやっとでは。
  • あまり漬け置かない方がいいかも。今回の場合はブランデーが濃かった。卵黄の量や焼き加減にもよりそう。
  • わりしたは濃い方がよい。
  • レポートで大絶賛されていない理由が理解できる感じの味。コツがあるのかもしれない。
  • 口にしている時のインパクトは超絶なのに記憶に残らない味。
  • 味ではなく物質を食しているという実感があった。
  • もっと味濃くして米で食いたい。
  • ぼくはまだ、真の極道すきやきに出会っていない気がする。


 
今度、集団で食する予定なので、事前に実験してみた記録でした。おわり。



※追記
やりました。
kamanobe.hatenablog.com

*1:"麹町の「箕作」という懐石料理屋をやっている中島良典さん"

*2:水で割らないやつ