紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

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dp3 merrill は魔法のカメラで、なんでもかんでも美しく切り取ってしまうんだよな〜。
写真は Pokémon GO の日本リリース直後に調子に乗ってぬかるみに踏み込んだ翌日の靴です。

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カメラのスペックを完全に持て余しているという自覚はある。

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写真の上手い下手というのはどうしようもない先天的なセンスとして横たわっていて、題材の選びからひとつとっても、よいとわるいでは全然違う。

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そもそも下手な人って見るだけでも写真のよしあしすらわからないじゃないですか。自分のことですが。

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写真のよしあしが分かってそれを言語化できるとしたら、それは写真のありかたというものが理解できているということだし、自分の中に理想像の欠片みたいなものがあるってことなんじゃないの。
と、思うのですが、写真については本当によくわからない。「圧倒的にいいもの」と「それ以外」の区別くらいはつくような気がするけど。

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そんなふうに写真については苦手意識こそないものの下手だという自覚しか持っていないわけですが、まつわるものごとに対してはマイナスイメージばかりということはなく、暗室の真っ暗闇の中でフィルムを解き手探りで溶液に浸す興奮とか、焦点を合わせて印画紙に焼く息の詰まる感じとか、水でじゃぶじゃぶ洗っていくすがすがしさとか、ピンセットにまとわりつく紙のなまめかしさとか、あれはいいものだったなとふと思い出すこともあるのです。