紙と皿のあいだ

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シン・ゴジラ発声可能上映


全国一斉、発声可能上映。川崎のチネチッタで観てきました。
予約開始日をすっかり忘れて嘆いていたんですが、二日後くらいにチネチッタの公式 Twitter アカウントが空席告知をしていたので即座に予約しました。
都内以外は瞬殺でもなかったらしい。

「発声可能上映」とはキンプリで有名な「応援上映」などと同じく、映画鑑賞中に声を出してもいい上映イベントです。
アイドルは応援するものですが、ゴジラの場合は応援に留まりませんので「発声」ということになったのでしょう。
基本的には合いの手を入れたり手拍子を打ったりと映画に対して観客がリアクションを入れていきます。
おそらく嚆矢であるディズニーのミュージカル映画(アナ雪とか)の「絶唱上映」では、イベントの趣旨を知らない観客が入ってしまい歌う人に注意をするなどのアクシデントもあったそうです。最近はきっちり告知しているのかそういった話も聞きませんね。

『シン・ゴジラ』発声可能上映ガイド映像 - YouTube

前二回のレポート記事。
www.oricon.co.jp
m.huffpost.com

シン・ゴジラでは監督の御達しによりコスプレ・キンブレ(サイリウム)なども可ということでした。
川崎会場では光り物を持ち込んでいる人は 1/5 くらいだったかな?想像より少ない印象でしたが、やっぱりあると華やかなので自分も持参すればよかったと軽く後悔しました。


最前列にいた愉快な四人組の方々。
予告中に団体で入ってきた時には拍手で歓迎されていました。
写真は上映終了後に、たぶんレイヤーさんらしき女性の方がキビキビ仕切って指示したポーズのもの。外人四コマっぽい。


蒲田君を持ち込んでいる人を複数見かけました。

https://twitter.com/kamanobe/status/776416762791235586:embed#
質問タイムもあって勿論みんな挙手するんだけど、上手い具合に観客がマイクなしで壇上に声掛けしていくから、シンエヴァなんかもそんな感じでお答えいただけました。\庵野もうやめろォ〜!/「すいません」\シンエヴァ待ってるぞ!/「いま作ってます!」\いつまでも待ってる〜!/「ありがとう!」

https://twitter.com/kamanobe/status/776419156467953664:embed#
そうそう観客席から\来年のゴジラについて一言!/庵野「ああ、虚淵さんのやつ?頑張ってください!」の雑い〆笑った。

https://twitter.com/kamanobe/status/776439302209150976:embed#
蘭堂のおかげでグダグダアットホームだったオタクの砂場がビジネスの場に化けた瞬間を見届けたように思います。

https://twitter.com/kamanobe/status/776448788864962560:embed#
泉ちゃんの役者が Twitter 大好きでファンの post とかも見てて「あれ水ドンでいいんですよね?水ドンの松尾です!って名乗っていいんですよね?」と今日の舞台挨拶でファンに確認を取っていた。

https://twitter.com/kamanobe/status/776458911704494080:embed#
観客からの\尾頭さーん!長台詞やってー!/実日子ちゃん「ムニャムニャムニャ〜Yes!(コロンビア)」\保田もやってー!/松尾「始めて見ましたよ、舞台挨拶の控え室で台本読んで台詞暗記してるの」安田の人「ごめんなさい」\ゆるす/

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隣のシングル参加のお姉さん(安田担)がオタクの言動にいちいち「ギャー!やめてーー!!」と叫んでいたのが趣深くて、発声可能ってこういうことだよな〜と思いました。ヤジ飛ばすの前提のイベントってなかなかないということと、後半になるともう脳みそが温まって大声の独り言になっている。


上映は楽しかったんだけど、全体的に落ち着いている観客が多かったからか気がついたら普通に見ていた瞬間が何度もありました。総体として声出しすれば特に楽しくなる作品でもないのでは?という思いがあります。皆が盛り上がっているのを見て我も!と参加してみたものの合っていなかったのか、会場が温まりきらなかっただけなのかよく分からないが前者のような気はする。
ぶっちゃけ本編より新宿の舞台挨拶放映の方が色んな意味で盛り上がったような……。
シンエヴァも進んでいるようで何よりです。
\好きにやれー/


もらったステッカー。

あと島本×笹本のいる札幌会場は完全に別世界だなと。