紙と皿のあいだ

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Jullis ヘッドを「パラボ(オビツ)45少年ボディ」にのせる

前回の更新分の通り、ヘッドにメイクをしたとなれば、そりゃもう体もつけて完全体に進化させたくなるのが人心というものじゃありませんか。
ということで、その日のうちに中野ブロードウェイPARABOXダッシュして首と胴体を繋げたよ。
こんな感じ。

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ちなみに着せている服はSD用のものなので超ブカブカ
首が長いのは、襟から肩のラインを美しく見せる為の全ドールの宿命なので、しかたないね。


結論から言うと、Jullis ヘッドと45少年ボディとの相性は悪くないです。
現在、PARABOXから出ている45少年のボディカラーはホワイティの一色のみですが、dimのスキンカラーと合わせた時の違和感は、個人的には許容範囲。
もちろん完全に同じとはいかないものの、服を着せてしまえば気にならない。

全裸状態だとこんな感じ。

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15才の少年像を想定しているボディだそうです……それにしては幼くね?と思うが、40少女の相方として考えるなら丁度いいのか。
特に外人の顔を乗せると幼く見える。13くらい?

PARABOX ボディは外皮がパラボオリジナル、中身はオビツ骨格。なので、足裏のマグネットと台座さえあれば、ありとあらゆる場所で立つ!
このオモチャ感覚でグリグリとポージングが付けられる可動性の高さは、アクションフィギュアのようで大変楽しい。(写真は棒立ちだが)


オビツの首ジョイントと dim 旧Happy ヘッドを組み合わせるには少しだけ工夫がいります。

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まずは首からジョイントを力任せに引っこ抜く。

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内側のネジを外す。
バネと挟んであるパーツは使わないので避けておく。

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↑「二つ」って書いてありますが、ネジも含むと三つです。

次に髪ゴムを巻いて太くする。ヘッドの穴に隙間が空くと首が座らなくなるため。

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見えている部分は無印の太い髪ゴムだけれど、内側にも細いゴムが巻いてある。
とりあえずの応急処置としては、こんなんでもなんとかなる。
ただ、ガンガン動かすと上のゴムが外れてしまうことがあるので、そこはシリコンのシートに穴をあけて「留め」を作るなどの工夫が必要かも。
SD(DD)+オビツボディのカスタムで検索すると、先人の試行錯誤が出て来るので参考になります。凝る人は凝るね。

※追記

「留め」はあった方がよいです。
ボークスがSDの用品として「KIPS」という、そのものズバリの賞品を出しているので、それを使うのもいいですが、似たようなものは簡単に自作できます。

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ボークスのKIPS

私は百均で売っていた「弁当のおかずを容れる用シリコンカップ」を、適当な形にカットして使っています。

↑こういうのの底をドーナツ型にカットして、上の写真のキノコ型パーツと髪ゴムとの間に挟む。
すると髪ゴムが外れなくなります。





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↑身につけている衣装と靴、ウィッグなどは全部PARABOXの製品。(百均の下まつげ以外)
Tシャツは適当に50ボディのものを選んでしまったんだけれど、胸元の開きが一回り大きい女性サイズで完全に失敗。
袖はなんとかごまかせても、肩幅はごまかせない。学んだ。

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こうやって見ると同じメーカー産なだけあって造形が似ているゴブ子と Jullis ヘッド。
そして Jullis ヘッドのことをなんと呼べばいいのか大変迷っている……。 Jullis っていちいち打つの面倒臭い……。