紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

読んだ本

スラムオンライン EX

スラムオンライン EX

紙の方で改訂前を既読だったのに単純に操作ミスでポチッてしまい
「でも続編の短編も収録されているからいいか♪」
と思っていたら、それも初出時に読んでいたという悲劇。


進撃の巨人(14)

進撃の巨人(14)

まだまだ内政関係。


ジャンル分けがとても難しい作風だと思うのだけれど、絵といいキャラといい物語のセンスといい大好きな作家。


Gene Mapper -full build-

Gene Mapper -full build-

今頃の積み崩し。
"さらりまん" 黒川さんが萌えキャラすぎる。


一子が標準、兄弟姉妹とかきもい〜〜あり得ない〜〜猫かよ! ってなってる世界における兄弟姉妹の物語を綴ったオムニバスシリーズ。
「兄弟愛」という概念が消えた世界で人は一番身近な人間をどう規定するのかって話なのかもしれないし、単純に一ひねりあるインモラルなロマンスってだけかもしれない。
ロマンチズム満載。


春風のスネグラチカ

春風のスネグラチカ

真面目な方の沙村広明
革命後のロシアを舞台に展開する、車いすの美少女とそれに付き従う隻眼の青年の物語。
マンガ的な外連味と、同じくマンガ的なリアリズムが混合していて、歴史物であると共に、ある種の伝奇ものとして読めます。どのキャラも魅力的で大変良かった。
青年×美少女、おっさん×美少女ものでもあるんだけど、美少女が化け物じみてて若干老け顔なのもまた良い味を出している。
やはり沙村のロリコン趣味はよいものだ。
しかし、マンガ・エロティクスエフは休刊が決定してしまったということで、こういうアフタで描くには微妙にライトすぎるかなーって作品は今後どこで読めばいいんだろうか。
そしてコミックキューはもう永遠に帰ってこないのですか?


積み崩し。
ヒロインは数少ない主人公と仲良くやってるシーンではいい女に見えるんだが、ヒステリーを起こして暴力を振るってるシーンは魅力的に感じられないので、なんで気が合わないのに一緒にいたいのだろう……みたいな気分になる。時代か。
短編集の方がラブコメメインっぽいから、そっちを読むと積み重ねた二人の時間ってやつに実感が生まれるのかもしれない。