紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

読んだ本

前回まとめたのが9月だから、最近でもない。

このところは劇場版「屍者の帝国」の余波で円城塔の著書を読み直したり、19世紀英国関連の書籍を購入したりしています。
他はいつもどおり。


とりあえず kindle 版のみのまとめ。紙の本もそろそろまとめないと。



屍者の帝国」に備えて読み出したのですが、劇場公開に間に合いませんでした。
すごく読みやすい新訳なので、古典に触れているという感慨は少ないかもしれない。
まだ読み途中なので、ここまで。


スティーブ・ジョブズ(4)

スティーブ・ジョブズ(4)

国内より海外で売れてそう。


AKB49?恋愛禁止条例?(26)

AKB49?恋愛禁止条例?(26)

みのりの引退宣言と海外デビュー。
完全に現実のAKBから離れた浦川みのり物語と化していてある意味では楽しい。
そして、みんなが待っていた彼女の再登場だよ〜〜。


おれ、被害者 (シトロンコミックス)

おれ、被害者 (シトロンコミックス)

猫とはセックスなんかしない (JUNEコミックス)

猫とはセックスなんかしない (JUNEコミックス)

マリアボーイ (MARBLE COMICS)

マリアボーイ (MARBLE COMICS)

AKB48の誰だか忘れたけれど腐女子の子がおすすめする本格BLラインナップなるインタビュー記事を読んで、いくつかポチってみたのです。
「おれ、被害者」に収録されているUMAによく遭遇男の子の話がヒットだったので、作家買いしてみたもの。

これはとても面白かった。
マンガの最先端の一端はBLにあるということがよくわかる。
ちょっと古いくらいの絵のニュアンスが今は一番あたらしい。

えんどうくんの観察日記 (HertZ Series;ミリオンコミックス)

えんどうくんの観察日記 (HertZ Series;ミリオンコミックス)

これはよくわからない。

紅い椿と悪い虫

紅い椿と悪い虫

これは話がつまらなすぎて評価が低いんだけれど、フェチズムにマッチする人にはたまらないんだろうなというのは、わかる。


だがしかし(1)

だがしかし(1)

だがしかし(2) (少年サンデーコミックス)

だがしかし(2) (少年サンデーコミックス)

駄菓子の跡取り息子の主人公と、駄菓子企業のご令嬢が織りなす、駄菓子ギャグマンガ
前々から人気があるのは知っていたんだけど、値下げをしていたので手にとってみたら大変おもしろかった。
グルグル目の女の子かわいいよね……。


神聖モテモテ王国」の作者が描く……なんだろう、ギャグなの?
ゴア描写のない「GANTZ」とも言える。
今なにをしているのか、この先なにが起こるのか、さっぱりわからない。


かなりゆっくりな進行具合だけれど、全然問題ないし、ちゃんと面白い。


根暗なリアル系TCGネタマンガ。
最高に面白かったのに打ち切りとか……そりゃねえぜ……。


なんとなく一気買いしてしまった。
ピリピリしている緊張感と日常生活との対比の妙はさすが。


復刻版です。


ボーパルバニー (ガガガ文庫)

ボーパルバニー (ガガガ文庫)

たのしい Wizardry 小説。


この作者のマンガってかわいさがあざとくて好きじゃなかったんだけど、別に可愛さを狙っていないこの作品に限ってはすごく好きです。
KAGEROU」への熱い思い……そうだね!!と心中で大きく頷く本読みは多いのではないでしょうか。


カバーに出ている人物が男の子だと思ってたら女性でおどろいた。


ふと、検索してみたら kindle 化されていたので大喜びでポチった佐藤史生コレクション。
まだまだ続刊らしいので大期待です。これも後で買わなきゃ。
マニア向けなのか、著名作からではなくマイナーな作品から電書化されているようですね。まあ、「タウ・ゼロ」あたりはファンは皆もう持ってるし手放すわけないもんな……。


原作があるので、最初から落ちるところは見えていたのでしょう。
テーマが未完なので終わり方もそれに準ずる。放り出されているにも関わらず、不満がそれほど湧かないあたりが作家の力量だなと感服。
現代にマッチさせた生活や人間関係のリアリティなど、さすが萩尾望都!と唸る他ない。
全二巻とコンパクトにまとまった傑作SFでした。


安かったから買ったというパターンだったはず。
「毒親」ものブームのきっかけにもなった一冊。売れているだけに面白かったです。


服飾科の女の子がトルコ料理店でバイトをするうち、トルコやイスラムへの興味が拓かれていくというストーリー。
料理がすっっっっごく美味しそうでよかったです。
同作者のデビュー単行本を読んだ時は、上手いけれど残るものをあまり感じなかったんだけれど、これはテーマがカッチリきまっていたからか面白く読めました。


フランケンシュタイン 痛快 世界の冒険文学

フランケンシュタイン 痛快 世界の冒険文学

あのホラー作品を山本恒と菊池秀行がカヴァー!という内容は文句なく面白いんですが、スキャンした書面をそのままJPEG画像としてまとめただけの電子書籍です。ユーザビリティが最悪。
山本恒なので、もちろん児童書レーベル。ライトノベル感覚で読めます。内容はオススメ。


可もなく不可もなし。


屍者の帝国」のコミカライズ版目当てにドラゴンエイジを購入したところ、素晴らしく出来のいい冴えカノマンガを発見したので一気購入。
3巻くらいまでは絵やストーリーの荒れを感じるんですが、5巻あたりの出来はもう完璧です。素晴らしいです。アニメと比較しても遜色ないくらい英梨々かわいいよーーー!!!

の勢いで、続きを求めて原作も買ってしまった……。丸戸ちゃん……。
二部は本命以外のヒロイン総取っ替えで読む気が失せましたが、ここまでで人間関係が固まっちゃっているので必要な変化だとは思います。
Girls Side 読むべき?


白馬のお嫁さん(2)

白馬のお嫁さん(2)

「生む男」という遺伝子操作によって作られた性別を背負って生まれてきた男の子たちの話。ジェンダーSFです。
すっっっごく売れて欲しいんだけれど売れてないような気がするのでアフターヌーンは根性出して欲しい。


私に見えない恋心

私に見えない恋心

短編集。


俗の金字塔

俗の金字塔

たいへん良かった。
すごい面白いマンガなので、面白いマンガに飢えている人の手に届くことを祈ってやまない。
すごい面白いんですよ!!


あちらこちらぼくら (ビッグコミックス)

あちらこちらぼくら (ビッグコミックス)

BLなのかもしれない。絵がとても良いです。


少女終末旅行 2巻

少女終末旅行 2巻

廃墟萌えと巨大建造物萌えの一心同体。


アフターアワーズ(1) (ビッグコミックス)

アフターアワーズ(1) (ビッグコミックス)

DJ文化と百合の混合体。
妙にリアルな部分もあってソワソワする。室内の小物など、背景の書き込みが細かくて楽しい。
マンガとして面白いのでトピックスに興味があるなら、ぜひ。


ちょっと流行っているかもしれない百合マンガ。
ガチ百合だし絵はかわいいし、ネームから何までともかく出来がいいので百合者には有無を言わさずオススメなのだが、文法が完全に少年漫画なので、そこだけは好みが分かれると思う。
少女漫画的な繊細さとは少し違いますね。それだけに男性人気は高そう。


The Indifference Engine

The Indifference Engine

バナナ剥きには最適の日々

バナナ剥きには最適の日々

買い直し&再読。


伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA)

伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA)

大変おもしろいアンソロジーだった。
「NOVA+ 屍者たちの帝国」の方が三倍くらい売れているらしいが、内容的にはこっちの方がボリュームも密度も高くて断然おすすめ…………でも世界観とか違うから比べるものでもない。
収録中二作が長編の冒頭部分の収録だったり、別にこのアンソロジーのため(伊藤計劃のため)に書き下ろされたものではなかったりするんですが、それはそれとしてSF小説としてのレベルの高さは絶対的だし、「伊藤計劃!」と鼻息も荒々しい半名練と王城夕紀たちも読んでいてニッコリです。藤井太洋長谷敏司……最高か……。
「また伊藤計劃商法かよ」とゲッソリする必要なんてどこにもないんだぜ!
買いましょう。そして読みましょう。


格安になっていたのでポチった、みこすり半劇場発のエロ4コマ。
良い意味で下世話。


先生の白い嘘(4)

先生の白い嘘(4)

こんなに呪われているのに白い。


百合バトルマンガ。
大好きな親友を救うために夜毎戦う魔女の女の子。一言で表すと英霊が出てこなくて、使い魔を使うタイプの聖杯戦争です。


老獪と風情がありました。