紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

家具になる人間

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家畜人ヤプー』ではなく、この季節になると猫の椅子と化する人間どものことです。

いまうちにいる二匹の猫はどちらも保護猫で、片方は母親がボランティアさんに保護された時すでに腹の中に存在しており、生まれたときから人間に慣れているんですが、残る一方は野良出身。人なつこさから「このままではコイツはやばい…」という判断でサクラ処置後に解放されず飼い猫になった経緯はあるものの、やはり野良らしい警戒心は芯に残っており、猫のかわいさは生存に利用される道具のひとつなのだな……と感じ入ること多しなんですが、こういう冬*1はね〜〜猫の暖かさは直結して「「「愛」」」だね。

猫の美点はその形や音のよるものではなく、質量としての重さ、熱、やわらかさであり、首の最適な置き場所を探るときの無防備な仕草なんだよな……と構文的に語ってしまう。そんな半袖の季節が終わった日の夜です。台風こわー。

*1:まだ秋です。