紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

最近読んだ本

とりあえず。

東日本大震災の当時、Google を始め IT 系大企業(とその web インフラを利用するユーザたち)がどのような働きをしていたかについてのルポ。


90年代の TRPG サークルを舞台にした甘酸っぱい青春ジュヴナイル。
痛い痒い。


アニメが面白かったので。
ぶっちゃけ「トライガン」は苦手な作品だったんですが、こちらはとても楽しめました。アニメに負けず劣らず面白いです。(でもホワイトとブラックはいないよ!)
Amazonkindle まとめ買い機能を初めて使用しましたが、これは危険な……。



女子攻兵 5巻

女子攻兵 5巻

熱帯のシトロン 1

熱帯のシトロン 1

熱帯のシトロン 2

熱帯のシトロン 2

未開の惑星  上

未開の惑星  上

未開の惑星  下

未開の惑星  下

「熱帯のシトロン」は雑誌の連載を読んでいて、当時は「この作者、天才じゃね?」と思っていたんだけれど読み返してみたらそれほど際だった傑作というわけではなかった。
作者に関してはむしろ、今の方が圧倒的に面白い。
なんでこんなに面白いマンガ家に成長してしまったのか松本次郎


少女終末旅行 1巻

少女終末旅行 1巻

THE 雰囲気マンガ。
何も起こらないのが良いです。


TOY JOY POP (HJ文庫)

TOY JOY POP (HJ文庫)

関節ババアが出て来るまで糞のような展開と文章が続くだけの不毛の書だったが、そこからは一気に面白味が増して救われた。
同作者の「Strange Strange」が大変面白かったので似たような読み心地の作品を求めて、唯一 kindle 化されていたコレを買ったんだけれど、比較すると荒すぎる作品だった。というか雑すぎるという印象。
百合カップルが幸せそうなのでいいんですが、人に勧めはしない本。


Kindle Single という kindle 専売扱いの短編。
SF+リスといえばアレです、アレ。たぶんアレなんだと思う。


ピクサー流 創造するちから

ピクサー流 創造するちから

日本と米国、それぞれ劇場アニメを主体にしている制作会社の仕事論。
比較することでますます面白味が増すので、併せて読んで良かった。
ピクサーのエピローグがジョブズに捧げられて終わったもんだから、もう涙腺ガーーーですよ。参るね。


一部で話題になっていた終末ファンタジーものライトノベル
可ではあるが引き込まれるほどのものでもない。
主人公が完全におっさんの方がいいんじゃないのコレ。


プロレススーパースター列伝1

プロレススーパースター列伝1

プロレススーパースター列伝2

プロレススーパースター列伝2

「ワン・モア!(おかわり)」で有名なマンガ。一冊99円だったのでDL。
マンガとして面白く無いわけがないんだけど、格闘スポーツってやっぱり野蛮……とか思っちゃう……。
ブッチャーかわいい。


百年結晶目録

百年結晶目録

BL。
表紙のイメージに対して驚くほど絵が描けない作家で、読んでみて本当に驚いた。
こんなに背景のイメージが「ない」マンガに触れたのは初めてかもしれない。すごい。




以下は紙の本。

団地魔女 (IKKI COMIX)

団地魔女 (IKKI COMIX)

作家買い
一枚のイラストに籠もっているインスピレーションの強烈なことといったらない。
団地萌え+おばショタマンガ。


ビーンク&ロサ

ビーンク&ロサ

すごく良かった。
このマンガの粗筋を簡単に表す一言があるのだけれど、そういった型にはめ込む行為は間違っているんじゃないだろうか。そう感じさせる本文なので、そのことに触れるのはやめておきます。
表紙のツーブロックのキャラが「ビーンク」なんだけど、なぜかこの人のことをずっと女性だと思い込んでいて男性と気づいた瞬間にショックを受けた。


アリスと蔵六 4 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 4 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 5 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 5 (リュウコミックス)

ヒロインの親友が二人増え、彼らと小学校に通い出すまでの話。
SFでもあるんだけれど、児童の意識が確立していく過程を丁寧に描いた作品とも読めて、なんだかとても優れたジュブナイルを体験しているような感覚。
本当に好きなマンガのひとつ。
力のある物語ってこういうものなのだと思う。


枕魚 (書籍扱い楽園コミックス)

枕魚 (書籍扱い楽園コミックス)

相変わらずの panpanya でファンは即買いで間違いないんですが、デビューコミックス以前の過去の作品も収録しているからか全体的に完成度が低いような……。
表題作はとても好き。
あんな枕ほしい。(生臭くはないのだろうか)


「不穏」の一文字がこれだけ似合う作風を他に知らない。
判型がB5じゃないのは少し残念。あの大きさにちまちまちまちま書かれているのが好きだった。


ムシヌユン 2 (ビッグコミックス)

ムシヌユン 2 (ビッグコミックス)

母がエロい!
まだ「何かが起こっている」ことしか分からない溜めの段階なんだけれど、まあ面白いのでいいのです。


SF詩特集。
詩といいつつSF小説がいっぱい掲載されている。


ユリイカ 2014年6月臨時増刊号 総特集=吉野弘の世界

ユリイカ 2014年6月臨時増刊号 総特集=吉野弘の世界

読み途中ですが。


まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

「別に作らなくてもレシピ本を買ってもいいのだ」という事実に気がついた。
砂糖が少なめのレシピが多い。美味しそう。


たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)

たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)

ガードナー、ルーカス、リンド、ミルンの4人のエッセイ選集。
イギリスらしいユーモアに溢れたコラムが収録されていて、どれも素晴らしい。言い訳となると特に饒舌に特に笑えるのです。文章構成の妙がたまらん。
極上のデザートとして楽しめる一冊。