紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

読んだ本

取りあえず、消費はしているのでメモ。

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)

文庫化直後に購入していたものをやっと崩せた……。


レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)

レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)

シュールリアリズム。だけど雰囲気だけじゃなく芯がある物語。大変よかった。


アナーキー・イン・ザ・JK (ヤングジャンプコミックス)

アナーキー・イン・ザ・JK (ヤングジャンプコミックス)

作家惚れ。
日常系いいじゃないっすか!単眼ちゃんが可愛すぎてもう。


夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Amebaの人の本。これだけ面白ければ売れるわなという感じ。
自己啓発系は苦手だけど最後まで一気読みできた。


ピカレスクロマンもの、最後までテンポを崩さず無事完結。
アンモラルショタが好きな人は1巻の表紙に惹かれるままに読んで後悔しないと思います。
落ちるところは最初から見えていたような気もするんだけど、その陳腐さもまたロマンの一部かなと。
あと、2回読み返してやっと気づいたんだけど、神父ってTIGER & BUNNYの虎徹さんだったのね。あからさますぎて逆に気づかなかった。


尼のような子

尼のような子

読む快楽はかなりあるんだけれど、本がもたらす読書体験としてはかなり足りない感じ。
ブログそのままの形で提出された方が読み応えがあって良かったと思う。


アンベードカルの生涯 (光文社新書)

アンベードカルの生涯 (光文社新書)

インド・ヒンズーカーストの底辺、非可触民出身でありながらインド憲法の父に至る、偉人の生涯を綴った伝記。
英雄として圧倒的なパワーでもって疾走するアンベードカルに魅了されっぱなしである。
もちろん、作者は偉人なんです!と徹底的に賛美する筆の力を緩めないわけだが、それにしてもデカい。デカすぎる。
主義思想、政治的にも対立するガンジーが超悪役に見えてくるレベル。大変面白かった。


羊の木(1)

羊の木(1)

地域復興のために出所する犯罪者を更正させるプログラムを受け入れる街の話。
ホラーすぎる。
まだ一巻だけつまみ食いしたところだけど、完結したらしいのでこのまま一気読みしたい。


[asin:B00IWKAX9I:detail]
政治の話が続くぞ〜。


傑作。
コミックビームにハズレはないのか。


アリスと蔵六 3 (リュウコミックス)

アリスと蔵六 3 (リュウコミックス)

子供が可愛すぎる……。


キヌ六(1)

キヌ六(1)

血みどろサイバーパンク
弐瓶っぽいけど、少女二人が主人公であるおかげかストーリーは読み取りやすい感じ。
キヌちゃんかわいい。そして二人の間に欠片も友情が成立していないのが大変良い。


低調。


過去においては、これまでのがんばりが報われてきた。
真犯人って結局誰なん。消去法で行くとあの人?


ぬるくなるまで待って (onBLUE comics)

ぬるくなるまで待って (onBLUE comics)

クオリティが高いのは理解できるんだけど、好き嫌いでいったら余り好きではないタイプの作風。


「もっと!」で連載されていたエロチカ。
読者の関心は主人公の堕ちっぷりにしか注がれていないのにジリジリ進みやがる!


掲載メディアが移っても相変わらず面白い。
作者の性格がすげえ悪そうなのが、この漫画の面白さを支える一番のポイントだと思う。


女子攻兵 4巻

女子攻兵 4巻

相変わらず松本次郎は天才だな!という感じのオモシロ展開なんだけど、絵が劣化してきているのが気になる……。
5巻を早く読みたい……。


某作家の別名作品。
百合というにはまだ弱いか。ストレッチは特に顧問などを設けず、作者本人が研究してるっぽい。


ナナのリテラシー1

ナナのリテラシー1

鈴木みそ吉によるkindle販売のノウハウがかなり大っぴらに描かれているというだけで買い。
「銭」のIT版っぽいのをやるみたい?


寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

内田樹の文章の読みやすいことといったら、なんとなく理解できたような気にさせてしまうから恐ろしい。


マイケル・サンデル先生の熱血教室が何に寄って作られてきたのかがわかります。
代表的な政治思想についてほとんどさらえてしまえるくらい、現在の思想系ってアメリカが占めているんだな。


ガガガお得意のスクールカーストもの。
カテゴライズは確かにラノベで合ってるんだけど、大きな目でみたらYA文学だと思う。
悪くはないけど、主人公が最初っからチート性能の俺TUEEEE!設定なあたりなど子供向けという意識が全面に出ているので、大二病の人には「そうね〜」で終わるんじゃないでしょうか。悪くは無いけど。