タジン鍋
記事にするのも話題にするのも今さらすぎますが、先ごろタジン鍋を購入しました。
自宅で使う用ではなく、事務所のまかない(自分飯)の用途としてです。
仕事場のあるアパートには昔からCOOPが出りしていまして、以前、災害で青物がめっちゃ値上がりしていた時に、生協で共同購入すればみんなの家計が安くあがるんじゃないか?と加入してからこっち、会社の冷蔵庫には野菜も肉も好きに置いていいことになりました。
余裕があるときにはうどんを作ったりなどしていたのですが、タジン鍋があればもっと気軽にローコストで蒸し野菜とかが食べられてよいのでは?と修羅場の前に購入したのはコレ。(現在は売り切れ)
一人用のサイズです。
一瞬のマイブームで終わる可能性も高かろうと安物を選択。
ついでにレシピ本も購入。
4人の料理家のレシピが載っているので、バリエーションに富んでいてよかったです。素の野菜蒸しからおかず、主食、鍋料理、さらにはデザート、本格的なトルコ料理まで。ぶっちゃけあるものを蒸すだけで満足しているので、ほぼまったく使っていないんですが、野菜の調理時間の傾向や、(本来なら)どのタイミングで何を投入すればいいのかの「正解」を確認できるので安心です。
まあ、今はもう全部無視してるんですけど……。
実際の作例。
これは調理完了前。
玉ねぎ、甘塩鮭、カボチャ、ピーマン、大根、トマト、バター、ローズマリー、コショウ。
それぞれを手頃な大きさにカットして鍋に盛り、弱火で15分、トロ火で15分、火を消して10分蒸すだけ*1。土鍋なのでじっくりゆっくり温めて熱を回します。水蒸気が蓋の中を循環して、具全体を蒸していくという構造。
めっちゃ美味い。
冷凍食品でも全然イケます。
ブロッコリー、ほうれん草、里芋、コーンなどはもちろん、鮭などの魚や干物なんかも、冷凍そのままで調理可能。
これはクスクスを入手したのでさっそくぶちまけたところ。クスクスを投入することにより食感と炭水化物の腹持ちが加わります。あと浅い鍋だと素材の水分量によっては吹きこぼれることがあるんだけど、それを吸い込んでくれたりもする。完全に定番化した。
普通のパスタ類も浸かるくらいの水と一緒に投入すれば適当に作れます。火に掛ける時間だけ固さを見つつ調整。前もって水に浸けておいてもいいです。
時間に関しては「OK, Google タイマー20分」で Google home にお任せ。別に Siri でもアレクサでもいいんだけど、手を使わずに指示ができるスマートスピーカーは料理とすごく相性がいい。
これは先日バズった「三種のスパイスで作るカレー」のレシピを参考に作ったカレー。
米は別に作って合わせなくてはならないので、さすがに皿に盛り付けた。
鍋なので煮込みカレーもお手の物なのです。
タジン鍋の鍋部分はそのまま皿にもなるところが素晴らしいですね。
洗い物を増やすのが死ぬほど嫌いなので、これだけでタジン鍋を愛するに足ります。
こんな感じで Twitter でタジン鍋への愛を語らっていたら、周辺の人だけで三人がタジン鍋を購入しておりウフフです。
同僚が買った Emile Henry はすごくしっかりしていてよかったです。ストウブのものも人気ありますね。個人的には、今のが壊れたらまたガラス蓋のものを買い直すかな。
こっちは Alexa。
コンセントに付けるだけのお手軽タイプも登場している。ちょっと欲しい。*2
上のの尻に付けるタイプの常夜灯。いいかも。