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紙と皿のあいだ

本の感想とドールや猫の写真とか

今、(電書で)買ってるマンガのシリーズ

それでも町は廻っている』が完結したことなど、なんとなくの節目を感じるのでまとめておこうかなと思います。
ブラウザで試し読みできるページへのリンクを貼っておきますね。


AIの遺伝子

AIの遺電子 5 (少年チャンピオン・コミックス)
SF人情物。
手塚治虫の『ブラックジャック』に似たものを感じると Twitter で感想をバラ撒いていたら、いつの間にか帯のジャックにも記載されていたので同感想多数だったっぽい。
この手の感傷的でリリカルなテイストにしては珍しくSF考証がガチ。少女マンガ寄りでは珍しくないんだけど、少年マンガとしては珍しいタイプのSFマンガ。

なのも納得の『バイナリ畑でつかまえて』の作者の連載作品なんですよ。
www.itmedia.co.jp

IT系のファンと支援者が多いからかあちこちで試読サービスをやっていたりするので、検索してみてください。

AIの遺電子|秋田書店
公式はここ。

www.itmedia.co.jp



不滅のあなたへ

不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)
聲の形』の原作、『マルドゥック・スクランブル』のコミカライズの作者による最新作。
人類の生存域が狭まった世界を舞台に、メタモルフォーゼを繰り返して生きる謎の生命体を主人公として物語が展開する。
描写力といい、ストーリー展開といい、貫禄とか圧巻とかいう文字が似つかわしい。

冒頭部分は公式サイトで試し読みできます。
www.shonenmagazine.com



ファイアパンチ

ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
寒冷期の遠未来地球に健気に生きる兄妹。彼らは不死の能力を持っており、村は彼らの腕を食糧&燃料として暮らしていた……という初っぱなからハードな設定でスタートし、一話にして妹が惨殺されるという復讐譚として幕をあけるんですが、そんなのどうでもいいのでは?という超展開をどんどん繰り返す。にも関わらず軸はブレていない不思議なマンガです。
web連載ならではのオフビートな突拍子のなさが外しに見えないところがすごい。すごすぎる。今一番面白いマンガのひとつだよね。みたいな語りが入りますね。

shonenjumpplus.com
一話ってなってるけど最新話も読める。
web連載だからね!




モブサイコ100

モブサイコ100(12) (少年サンデーコミックススペシャル)

サンデー編集部の若手が表に反旗を翻すという設定で始まった俺たちの裏サンデー
なんかいろいろあったらしいですが、看板作品のコレは面白いまま完結しそうなのでどうでもいいです。

ワンパンマン』の作者としても有名なweb漫画家ONEによる作品。
ともかく圧倒的なマンガ力にねじ伏せられる。紙本の装幀デザインもすごく格好いいですよね。センスのあるマンガが大好き!な韓国での売上が高いと聞いてとても納得。
アニメ版もネ申の出来でした。
最初のうちは言いたいことはいろいろあったが最終回(ツチノコ回)の作画チャレンジですべてを水に流したし、それがなくても言うことないです。
回を増すごとに上回っていき、最高潮のところで幕引きという感じで素晴らしかった。二期も期待してます!

urasunday.com
裏サンデーwebページの更新はほぼ終了しています。現行はスマホアプリの「マンガワン」がメイン。



進撃の巨人

進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)
説明不要ですね。
今は二部?のまとめに入っていて相変わらず面白いです。

www.shonenmagazine.com



Landreaall

Landreaall: 29【イラスト特典付】 (ZERO-SUMコミックス)
この作品を紹介する時は「オガキチカはファイアーエムブレムの同人の頃から追っていた!」みたいな入り方をしてしまうんですが、雑なマウンティングをしたいのではなく、FEを知っている人には「そういう感じの物語です」と言えば作風を伝えやすいんですよ。
ガンガンライクなJRPG的ちゃんぽんファンタジーの影響を受けつつ、極めてオーソドックスかつロマンチズム溢れる騎士道、覇道、恋愛譚、友情、そして政治を描いているマンガです。
おがきちかは本当にワン&オンリーな作家なので、何かに似ているという喩えがしづらく、そういう作家特有の「読書体験こそすべて(そしてそれが喩えようもなく極上)」というタイプなので褒め辛いし薦めづらい……。

なんだろう、人間が人間たりえるのは何故か。みたいな哲学的な部分まで切り込んでいるタイプのファンタジーです。
身近な人にすすめるなら、面倒臭いから「読んで!」って単行本の固まりを押しつけますね。
ラノベでいうなら『境界線上のホライゾン』に近いかも。エモーショナル優先だけど頭でっかち。



アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニング1(ヒーローズコミックス)
手塚治虫鉄腕アトム』が原作。
青年期の御茶ノ水と天馬(博士号はまだとっていない)が主役のバディもの。
カサハラテツローの細くて荒い線による精密なメカの描写がたまらんです。

www.heros-web.com
今なら1話〜3話まで試し読みできるよ〜。

atom-tb.com
今度 NHK でアニメ化しますね。スタッフもSF考証に強い人達が勢揃いしていて期待が高まります。
声優も女性人気高い?人を当ててきたし、ブロマンスものとしても秀逸なんで少しは流行らんかな。


『アトム今昔物語』はアトムのストリーを簡単に知るには悪くないです。冒頭リメイクっぽいこともしてるし。


うちのクラスの女子がヤバい

うちのクラスの女子がヤバい(2) (少年マガジンエッジコミックス)
衿沢世衣子ほどにリアルで実在性の高い女学生を描ける漫画家を他に知らない。
思春期女子のみに発動する「無用力」なる特殊能力がある世界の高校生日記です。
高橋留美子とか桑田乃梨子のようなクラスでわちゃわちゃするマンガが好きな人はツボに入ると思う。大好き!

magazine-edge.jp
ここで一話だけ読めます。
他にも最新話だけ読めるサイトがあったような気がしたが……。


ディザインズ

ディザインズ(2) (アフタヌーンコミックス)
遺伝子デザインされたクリーチャーたちが主役のSFマンガ。
画力がともかくすごいので絵を見ているだけで満足という部分もある。
afternoon.moae.jp



ダンジョン飯

ダンジョン飯 4巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
これも説明無用かな。
Wizardry の世界観で、生きとし生けるものを糧にダンジョンを潜っていく。
4巻は先の展開を知っているだけに、そこで終わるのかーーーという蛇の生殺し気分を味わった。
いやー、素晴らしいマンガです。がんばれコミックビーム!(ではなかった)
comic-walker.com



響〜小説家になる方法〜

響?小説家になる方法?(5) (ビッグコミックス)
「小説家になる方法……それは才能で殴る!!!」みたいなアツさ嫌いじゃないです。
破天荒な天才風雲児が業界をブッ飛ばす話なんですが、文芸小説への距離感やマンガ的な主人公の造形の加減が絶妙。
小説や本屋ネタのマンガってあまりハマること少ないんですが、これは好きです。主人公たけでなく、親友やクラスメイト、作家や編集各自が自分のエゴを見せつけつつも可愛げがあるあたりがいいのかな。



プリンセスメゾン

プリンセスメゾン(3) (ビッグコミックス)
都会の独身女性が家を買うことについて。
群像劇とも違うんだけれど、飲み屋でバイトしつつマンションを狙っている主人公のメインストーリーの他にも、様々なライフスタイルを持つ女性達が登場して、それがまたしみじみいいのです。
この作家が描くものは残らずすべて良く、新刊が出たら迷わず作家買いリストの一人です。書き手としても今、一番油が乗っている時期だと思う。池辺葵はもう少し知名度が高くてもいい。
yawaspi.com


オトメの帝国

オトメの帝国 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
JK百合としてマスト。
GRANDJUMP


映像研には手を出すな

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)
たぶん、これから来るマンガのひとつ。
女子高生三人が集まってアニメを作る話なんだけど、このJKはJKの皮を被った男子高校生なのでそういうものとして読むとよいです。
背景美術ばかり描いてる子、キャラクタが得意な子、アニメには興味無いけどマネジメントの才覚のある子、とそれぞれ特徴のある三バカトリオのワイワイ同好会ものなんですが、現実にまずないだろってマンガとして背景の吹き抜け感のある設定がある上、アニメの世界が度々、現実にはみ出してくるので同好会ものにありがちな「密室つめこみ感」はあまりないです。
代わりに開放感がバーーーン!とあって、これがすごい気持ちがいい。
また度々出てくる設定解説ページがいい味を出しています。
spi-net.jp


ダンス・ダンス・ダンスール

ダンス・ダンス・ダンスール(4) (ビッグコミックス)
バレエマンガ。
欲求を飲み込んで中二まで武道をやっていた少年が、ある日くすぶっていたバレエへの情熱を爆発させて世界に飛び込むという、そこだけ聞けば『リトルダンサー』まんまの設定ですが、ベテラン作家なだけあってちゃんと違う出来上がりのものを提示しています。
長期連載にありがちな「読んでる時は面白いんだけど決定的なカタルシスはまだ」みたいなところもあって、でも面白いので読んでいる。
spi-net.jp



ボールルームへようこそ

ボールルームへようこそ(8) (月刊少年マガジンコミックス)
続けて高校生が主役の社交ダンスもの。これはジャンルの枠にとらわれないガチの傑作。
マンガとしての「読む快楽」の数値が飛び抜けて高く、もはや読むドラッグの勢いです。ダンスものテーマのマンガ数あれど、ここまで強烈に体を動かす快感を脳みそにブチ込んできたものとは出会った覚えがない。魂の底から面白いと感じた作品は滅多にないです。十年に一度というレベル。
なのでやっとやっとやっとやっとの連載再開の報は本当に嬉しい……。
ボールルームへようこそ|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス

キャラクターもめっちゃ好きです。
ライバルたちも敵役として格好良いがヘイトを稼ぎすぎず、ヒロインたちも個性的で誰も埋もれずかっこかわいい。
個人的には主人公のタタラと三人目にして正規になりそうなパートナーのちーちゃんの組み合わせが、恋愛じゃなくて友情!相棒!なところ含めてめっっちゃ萌えるしたまらん。
あと主人公をこの道に引きずり込んだ先輩というか亀仙人枠のスーパーダンサーがいるんですが、めっちゃくちゃ格好良く……この男……つよい!!!という抜群の描写をされていて最高です。
おかげで主人公の憧れを完全に共感できるし、競技へもどんどん引き込まれていくのです。読者も虜だし、そりゃ世界レベルともなればこうか〜という説得力があって最高に最高を重ねて最高。


ballroom-official.jp
アニメ化は『ハイキュー!!』のチームが来るのではと噂されているけど、どうなんだろうな。

……って公式サイトをのぞきに行ったら板津匡覧が監督なんですね。作画アニメになるんだろうか。
アニメシーン入りのPVもきてましたが動きがあんまり見えない。







あげくの果てのカノン

あげくの果てのカノン(2) (ビッグコミックス)
高校時代の先輩が好きすぎてストーカーをやっている「変わった女の子」が主役のラブストーリー。
というだけなら、まだ普通の少女マンガなのだけど、そこに「異星から襲来したモンスターVS先輩は地球軍の戦士」という軸が加わる。変格SF。
いうなれば「女性視点のセカイ系マンガ」。あこがれの先輩が人間性を削り違うものへと変容していくことで自分がやっと受け入れられるという、グロテスクなストーリーとリリカルな少女マンガ演出とが混ざり合う。
めっちゃ面白いです。

spi-net.jp



先生の白い噓

先生の白い嘘(6) (モーニングコミックス)
性暴力について。
つまらなくはないんだが進展が遅いんでダレが……。

morning.moae.jp


メイドインアビス

メイドインアビス(5) (バンブーコミックス)
アビスという広大な地下空間への冒険譚。
冒険ものの傑作のひとつなんだけど、冒険者である少女と少年への手加減が一切ない。容赦がない。
ヒロインの覚悟のキマり方がヤバい……。
生きて帰れるのか正直不安というか、出ている限りの情報だと、これもう二度と日の目は見られんですよね……。

mangalifewin.takeshobo.co.jp
web連載です。

miabyss.com
アニメどうなるのかなーーーーー。なんかもう劇場版レベルじゃないと満足できないでしょコレ?!?!
メインビジュアルはすごい良い感じ。



波よ聞いてくれ

波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンコミックス)
これも好きな人はもう読んでるだろって感じではある。
ラジオDJにスカウトされたぼんくら女の話。めっちゃ面白いです。

afternoon.moae.jp



娘の家出

娘の家出 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
娘が母親の元から家でして、離婚した父親とゲイの恋人の住まいにやってきたという話が発端でしたが、基本一話完結なので違う話に進んでいます。
志村貴子なんで買い、なんだけど、ここにきて若者だけでなく年齢も性別も超えた普遍的な人間ドラマの域に突入しており最高です。
『こいいじ』もここにまとめておこう。


アリスと蔵六

アリスと蔵六(7)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)
異能力/異世界もののSF。けど物語の基本は老人と子供の交流を描いたジュヴナイルだと思う。
今井哲也は本当に大好きなんだけど、癖がないようですげーあるタイプの作家のような気がする。ジブリに映画化して欲しい系・児童文学的な頭の良さが働いているというか……IQ高い人が描くマンガだけど、理論的なだけに説明はつくし、一般的な理解度に落としてあるのではなしもわかるというか。
本当に子どもがよい。よい。とてもよい。

www.comic-ryu.jp

http://www.alicetozouroku.com/www.alicetozouroku.com
春アニメ放映だよ〜。



月に吠えらんねぇ

月に吠えらんねえ(6) (アフタヌーンコミックス)
日本現代(?)詩歌人の「作品の擬人化」が住まう□町が舞台。
読むのにめっちゃ精神力使うけど面白い。戦争と芸術の話。
マンガでしかできない表現に詩のブーストをかけており若干、無敵である。

afternoon.moae.jp



バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。: 3 (REXコミックス)
嬢が普通に読書家になってしまったので、あるある話よりも本の内容がメインになりつつある。
でもこの作品の場合、キャラがメインになってもつまらなくならないからいいよね。


あれよ星屑

あれよ星屑 5巻<あれよ星屑> (ビームコミックス)
戦後の混乱期に生きる引き上げ兵たち。
ともかく絵が素晴らしくて新刊が出るたび贅沢な読書体験をしているなぁと感じる。
これと『月に吠えらんねぇ』と併せて読んでも良い感じですね。

[asin:B01KYVPG7Q:detail]



一変世界

一変世界 2巻 (バンチコミックス)
ほんっっっっっっとーーーーーーーーーーーーーーーーーに面白いファンタジーマンガはこれだ!!!!!!!!!!!!
と全力を持って興味ありそうな人にすすめまくっているマンガです。
ル=グィンとか好きなら多分好き。絶対好き。なんちゃってじゃない本格ファンタジーマンガです。

一変世界 1巻 (バンチコミックス)

一変世界 1巻 (バンチコミックス)



恋は光

恋は光 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
理屈っぽい人たちが「恋とは?」とカクカク交換日記を交えつつ議論と推論を重ねるラブストーリー。
妙な具合にリアルなところが、すごい面白い。初期の『げんしけん』からサービスを抜いたような感じだろうか。


かくしごと

かくしごと(3) (月刊少年マガジンコミックス)
漫画家という「描く仕事」を愛娘に「隠し」つつ、二重生活(というのかアレ)を送っている父親が主人公。
ストーリーテラーとしての久米田を隠そうともしない伏線の提示に、今回は短期連載になるのかな〜という予感を感じさせる。
http://www.gmaga.co/comics/kakushigoto/www.gmaga.co


信長協奏曲

信長協奏曲(14) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
新刊の kindle 化が遅いんじゃ〜〜〜〜〜。
バカ男子高校生が戦国時代にタイムトリップして信長と入れ替わるというありきたりな設定のくせに、すごい面白いですよこのマンガ。
独特の絵柄がめちゃくちゃいい味を出している。
gekkansunday.net


推しが武道館いってくれたら死ぬ

推しが武道館いってくれたら死ぬ(2)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)
アイドル応援百合(というかレズビアン)マンガ。
あたまおかしくて最高。
www.comic-ryu.jp


大奥

大奥 13 (ジェッツコミックス)
超弩級の時代物大河SFマンガ。
男女入れ替わりのアイデアこそ突飛でイロモノめいてもいるけど、ジェンダーロールとかフェミニズムとかを飛び越えた部分で物語として面白い。マンガとして面白い。
そして kindle 化が遅い……………………。

大奥 1巻
一話を読むだけだと、面白味の半分も理解できないあたりが大河。

[asin:B01EWBMI16:detail]


宝石の国

宝石の国(6) (アフタヌーンコミックス)
絵柄が好きなら間違いなく内容も好きだから買え!というひとつ。
afternoon.moae.jp




ヤコとポコ

ヤコとポコ 3 (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと!)
それは生半可な癒しではない。
逆に言うと、ここまで世界が退行しないと生きていけないかもっていう厳しさ。

tap.akitashoten.co.jp



春風のエトランゼ

春風のエトランゼ(2) (onBLUE comics)
BLマンガだけど男も読める!タイプなやつ。
続刊まだですか。

www.shodensha.co.jp
単巻の前作があるんですが、それは死ぬほどつまらないので読まなくてもいいかもしれない……。
そういえばこの作者↑の『宝石の国』PVの監督やってたとかなんとか。


スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ(5) (Kissコミックス)
気がついたら新刊が出ている。



まだありそうだけど長くなったし、ぶっちゃけ飽きたのでここでやめておきます。